こちらの記事では、生長するにつれて1本の幹からどんどん枝分かれしていく【鬼棲閣】の異名をもつ植物『ギラウミニアナ』の概要や育て方のコツを紹介していきたいと思います。
【ユーフォルビア】ギラウミニアナとは?
【科・属】トウダイグサ科 ユーフォルビア属
【原産地】マダガスカル サカラヴァ地方 ポート・ベルゲ近郊
マダガスカル北西部のサカラヴァ地方にあるポート・ベルゲに自生しています。
現地では、溶岩質の痩せた岩場で、最大1mくらいの高さまで育っています。
名前の由来は、フランスの植物学者『アンドレ・ギラウミン』からきています。
【ユーフォルビア】ギラウミニアナの置き場所
日差しが弱いと徒長しやすいですので、屋外や日当たりのよい場所に置くと良いです。
新しい置き場所に置くときの日焼けには注意してください。
(一週間ほど遮光したり、水をきちんとやったりする)
冬場は日当たりのよい南向きや東向きの窓辺があればそこにおくのが簡単です。
【ユーフォルビア】ギラウミニアナの水やり
春に葉が出てから秋に葉が落ち始めるまでの間の水やりは、基本は鉢の中の水分を吸いきった頃に次の水やりです。
夏に置く場所が激しく高温だったりすると、もう少し手前に水やりです。
生長点に水をためたまま強い日差しを浴びると生長点がレンズ効果で焼きつぶれたりするので、夕方やすごく早朝など日中に水滴が残らない時間の水やりがおすすめです。
多湿に弱いですので、梅雨の間は水やりを控えてください。
※経験上、乾燥と多湿では、乾燥の方が枯れてしまう確率が高いです。
ユーフォルビア属は根張りが弱く、断水状態が長く続くと細い根が枯れてしまい、回復に時間がかかってしまうため、休眠期の冬の間も月に1度くらい湿らせる程度に水やりをしましょう。
温室に入れて管理する場合は、冬でも普通に水やりを続けましょう。
【ユーフォルビア】ギラウミニアナの用土と肥料
パキパラでのギラウミニアナの用土は赤玉土14Lを7袋、鹿沼土14Lを3袋、パーライトを70L、堆肥を1袋、マグアンプを1kg混ぜ合わせて使用しています。
植え替えの際は、この比率に近くなるように計算して用土を作っていただけると調子がよいと思います。
その後は、春と秋にマグアンプを表面に少量追加すると栄養不足になりません。
すごく締めて育てたいなら、無肥料にしておいて時々液肥でもいいと思います。
【ユーフォルビア】ギラウミニアナの温度管理
強い日差しを好みますので、春から秋にかけては直射で大丈夫です。
冬の間は、5度以下にならない日当たりのよい室内がいいです。
ちょうど良い場所がなければ、足りない分の温度や日差しをヒーターやライトで補ってください。
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